
斐太歴史の里総合案内所でスタンプラリーを押したいのですが、行き方が分からん…。
あと、他に楽しめることってある?
上記の悩みにお答えします。
本記事の内容
上越地域のタクシードライバーが、斐太歴史の里総合案内所、鮫々尾城跡まで行ってきたので、体験ベースで紹介します。
斐太歴史の里、総合案内所の基本情報
そもそも斐太歴史の里って?
※「斐太歴史の里」は、「ひだれきしのさと」と読みます。
斐太歴史の里は3つの国指定史跡からなる
「斐太歴史の里」には、3つの国指定史跡があります。
※国指定史跡とは?
引用
史跡(しせき、非常用漢字:史蹟)とは、貝塚、集落跡、城跡、古墳などの遺跡のうち歴史・学術上価値の高いものを指し、国や自治体によって指定されるもの
引用元:史跡 – Wikipedia
上記の引用は、ざっくりな意味合いです。
3つの史跡の簡単な紹介
※リンクは、「史跡名勝天然記念物(国指定文化財等データベース)」に3つとも登録されていることが分かるようにしました。
- 斐太遺跡
:ちょうど卑弥呼がいた、弥生時代の後期後半に築かれた集落跡地。倭の国大乱が地方までに影響した跡も分かります。 - 観音平・天神堂古墳群
:古墳時代の前期に作られた、古墳が多くみられます。 - 鮫々尾城跡
:上杉謙信が春日山を他国からの軍勢から守るために配置したとする、鮫々尾城の跡があります。上杉景虎が自害した場所でもある。
営業時期・時間
斐太歴史の里総合案内所(斐太県民休養地)の営業している時期と時間です。
- 営業時期:4月初旬~11月下旬(23日あたり)まで
冬はやっていません - 営業時間
・4月~9月は、9時~17時
・10月は、9時~16時
・11月は、9時~15時 - 11月下旬に行く場合は電話しましょう。
℡:0255-72-0697
営業しているかなど、「斐太歴史の里ブログ」を参考に覗いてみるのもありです。
移動手段を比較してみた
- 上越妙高駅から行く場合
- 北新井駅から行く場合
- 高速を使って来る場合
- バスで行く場合
上越妙高駅、北新井駅から行くなら、タクシーを使っていくのが楽です。
上越妙高駅から行く場合
西口から降りた方が近いです。
「タクシー」か「レンタカー」で行くことになります。
タクシーで行く場合
運転手は分かっていると思いますが、一応ルートを示しておきます。
標準ルート(4.5㎞、約9分)の場合、
普通タクシー1台(行きのみ)だと、2,070円ぐらいかかります。
なので、タクシーで行く場合、最低でも5千円(往復)は用意しておきましょう。
🔻標準ルートです
上記よりも近い道がありますが、激細の道で運転手が泣いちゃうので、先ほどのルートで行きましょう。
※タクシーを呼ぶなら…、
- アイエムタクシー:一番近い
📞 0120-46-3188 - くびきタクシー:上越で最大手
📞 025-524-2525 - 新井タクシー:Googleの評価が良い
📞 0255-72-3147
レンタカーで行く場合
上越妙高駅周辺のレンタカー会社は下記なります。
- ニッポンレンタカー上越妙高駅前 営業所:西口から近い
- Jネットレンタカー上越妙高駅前店:Googleの評価が一番良い!
- JR駅レンタカー上越妙高駅営業所:オリックスレンタカーとの違いが分からん…。
- ニコニコレンタカー上越妙高駅:安いらしいです。
- オリックスレンタカー上越妙高駅前店
- タイムズカー上越妙高駅前店
- トヨタレンタカー 上越妙高駅前店:トヨタの車に乗れます
ルートは、先ほどのタクシールートで行きましょう。
北新井駅から行く場合
タクシーを呼びましょう。
- 新井タクシー:1番近い📞 0255-72-3147
- アイエムタクシー:2番目に近い📞 0120-46-3188
下記のルート(6~7分、2.5㎞)で行ってもらえばOKです。
歩いて行く場合、36分(2.8㎞)かかります。
63号線(山麓線)を横切る時は交通量があるので、注意!
高速道路
新井スマートインター(ETCのみ)で降りた場合
下記ルートで行きましょう。
これよりも近いところはありますが、狭いので…オススメしません。
高田インターから降りた場合
バスで行く場合
斐太神社前にバス停みたいのがある…。しかし、こちらの路線図が出てこないので、運行していないっぽいですね。
基本的には、くびき野バス(斐太線)を使っていくことになります。
念のため運休しているかもなので、チェックした方が良いです。
斐太歴史の里近くのバス停も載せておきます。
斐太線が通過するバス停
斐太歴史の里の駐車場に着いたら…
斐太歴史の里には、入っていく手前に駐車場があります。
🖼(題:斐太歴史の里の駐車場)
駐車場に着いたら、徒歩で登っていきます。
駐車場からその先は、車で行かない方がいいです。
総合案内所まで、徒歩5~6分(約270m)ぐらいで行けます。
車で入れません(というか、ここまで車で入れるのは関係者のみやな)。
歩いていくと、総合案内所にたどり着く前に、鳥居とかあります。
どうやら明治につくられたものでして、日清戦争・日露戦争、その後の満州事変や大東亜戦争(太平洋戦争)で亡くなった英霊を祀って(まつって)あるようです。
あとは遊歩道(森林セラピーロード、1時間コース)みたいのがあって、歩いてみるのもありです。
🖼(題:遊歩道)
トイレや自販機
斐太歴史の里案内所内にあります。
トイレは、管理人さんがキレイに保ってくださっています。
汚さんように!
続 日本100名城のスタンプ設置場所(注意点あり)
スタンプは斐太歴史の里総合案内所(斐太県民休養地 管理棟)内に置いてあります。
なお、スタンプ置き場が時期によって変わります。
もし不安なら、案内所に電話しましょう。
案内所が営業していれば、スタンプが置いてあります。
でなければ、かわら亭ですので。
案内所に到着したら…、
スタンプを押す前に、管理人さんに話しかけて要件を伝えた方がいいですね。
案内所内で、手を消毒して、記帳(名前・住所・目的)を行います。
登山する人とかだと、遭難するリスクがあるから記帳するんだろうね…。
それから押印していきましょう。
※スタンプを押印する専用の本がちゃんとあるんですね、、知らんかった。
🔻続日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき 単行本 – 2021/7/1
🔻日本100名城&続日本100名城の両方ある版
斐太歴史の里で味わえること、楽しめること
スタンプを押すだけだと、あっけないので、せっかくなら斐太歴史の里を味わいましょう。
味わえること・楽しめること
- 鮫々尾城跡(本丸)まで登ってみる
- 花や緑、昆虫を楽しむ
- 遊歩道で散策
- 釣りをするのもあり
- 案内所の出土したものを見る or 本を読むなど
以下、体験を交えて、簡単に紹介します。
1.鮫々尾城跡(本丸)まで登ってみる
実際に登ってみて、多少の準備は必要に感じました。
動物対策をしておくこと
熊🐻やイノシシ🐗がいるようです。最低でも熊鈴は身に着けて登りましょう。
※管理人さんに聞いたところ、手を叩いたりするのもありとのこと。あと、スマホの音楽は微妙らしい。
🔻音がデカい鈴(遠くまで聞こえるみたい)
🔻鈴+ホイッスル付き
さらに不安な方は、火薬銃や熊よけスプレーを用意しましょう。
🔻火薬銃
🔻熊よけスプレー・・・高すぎるので、エアホーンでもいいかも
🔻熊対策の記事
熊鈴って効果あるの?と専門家に聞いてわかった登山者がすべき本当のクマ対策|YAMA HACK
渓流・源流釣りの始め方【熊よけ対策】:「カネキャップ ピストル・爆竹」をオススメ _ いつも好奇心は20代
⚠滑るかもです
なので、多少は汚れても構わない服装で行きましょう(長袖、長ズボン)。
靴は多少汚れてもいいスニーカー、トレッキングシューズを履いていくといいでしょう。
特に雨☔が降った日などは、滑りやすいので注意です。
僕は当日、カフェ帰りなのでPC(肩掛けカバン)を持って登りました。
さらに靴はメッシュのスニーカーという、割とアホな服装です。
さて、登りましょう
鮫々尾城跡まで行く場合は、2つの登城道がありますので、どちらかのルートで登っていくことになります。
✅東登城道(ひがしとじょうみち):案内所から見て、右斜め方向(宮内池側)に入口
or
✅北登城道(きたとじょうみち):案内所の裏側に入口あり
※行きつく先は同じです。
上記から入って、本丸を目指します。
僕は、東登城道から入りました。
人が通れるように整備されているので、ひたすら登るだけです。
階段とかもあるので、転ばないように慎重に登りました。
それでも前日の雨で、滑ってコケそうになりました(セーフ)。
途中、堀切(ほりきり)という敵を足止めするために掘られたくぼみが多くみられます。
🔻山城の特徴が分かりやすい記事
土の城 基本用語 _ ぽちっと東国の城
上記を参考にしつつ、山城の特徴をイメージしながら、登ってみるのもおもしろそう。
注意するポイント
途中に急斜面のポイントが2か所あります(管理人さんからもらえる、広げる方のパンフに載っています)。
※「斐太歴史の里を歩く」の「散策コース案内図」の⚠マークの所です。
鮫々尾城跡に到着
鮫々尾城跡の本丸に到着。
標高185mからの眺めは、上越妙高駅~高田平野を一望できます。
🔻上越妙高駅が見えます。
🔻高田平野にたくさん田んぼがありますね
🔻国指定史跡だとわかる杭?道標?
そして、帰りは北登城道を通って、帰還しました(下りで滑りました💦)。
帰ってくる頃には疲労して、脚が震えていました(毎日、体力づくりのために来る方もいるとのこと)。
2.花や緑、昆虫を楽しむ
4月の初め~中旬頃まで、カタクリの群衆が見ることができます。
斐太歴史の里一面がカタクリになる感じです。
天神堂古墳群→鮫々尾城跡、斐太遺跡→観音平古墳群(南~北に向かって)の順に、咲いていくと聞きました。
他にも、ミズバショウ(4月後半)やササユリ(6月)、ヤマツツジなどなど、様々な小さい花などが見られます。
という感じで、四季が細かに変わるのを楽しんでもよいでしょう。
3.森林セラピーロードで癒される
鮫々尾城跡まで行く道もありますが、案内所に行く手前ぐらいにもあります。
歩くところがしっかり整備されており、緑で癒されます。
僕はてきとうに歩いていました。
所々に、弥生人が住んでいた跡や看板の説明を読んだり。
4.釣りもできる
東登城道から入って、ちょっと進むと淡水魚の池(宮内池?)があります。
そこで釣りをしている方もいました。
ヘラブナや、ブラックバスが釣れるそうです。
5.案内所に展示してあるものを見る
出土した炭化おにぎり🍙とか、土器?(あったと思う)が見れました。
あとは、斐太歴史の里で見られる、小さな花の種類が分かります。
「斐太歴史の里」系について書かれた本とかもあり、詳しく知りたい方は手に取るのもよいかも。
また、管理人さんとしゃべくるのもいいかと思います。
参考記事
🔻色々な人の体験記(YAMAP、写真多)
斐太歴史の里、鮫ヶ尾城跡へカタクリ調査!(ちょっと早かった・・・・) _ 3110さんの青田南葉山・重倉山・籠町南葉山の活動日記 _ YAMAP _ ヤマップ
🔻基本情報など
斐太歴史の里(総合案内所、県民休養地、史跡公園) – 妙高市
🔻斐太歴史の里の写真が豊富(更新頻度高)
斐太歴史の里のブログ
🔻お城のサイト、鮫々尾城跡の口コミなど
鮫ヶ尾城(新潟県妙高市)の詳細情報・周辺観光|ニッポン城めぐり−位置情報アプリで楽しむ無料のお城スタンプラリー
僕も季節が変わったら、気分転換で行きたいですね。
そして、足りない情報を追記していこうと思います。
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