【簡単!】「危ねー‼」運転ヒヤリハット対策、タクシー経験から語ります~走行編

運転
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こんにちは、blです。

今回はタクシー歴約10か月目の私が「運転でのヒヤリハットを減らす方法・対策」についてお答えしていきたいと思います。

この記事ではこんな悩みを持った方に向けて書いています。

  • 運転でヒヤリハットをよく体験するから、死にそうです。ヒヤリハットにならない運転方法を知りたい。
  • 悪い癖で、安全確認よりも動作が先になっているかor同時になっていて、確認が不十分になりがちでヒヤヒヤ多めで困っています。
  • 運転するとどうしても焦ってしまう癖がある。ヒヤリハットを防ぐマインドの持ち方を教えてほしい。

こういった疑問に答えていきたいと思います。

今からできる心がけたい実践動作(走行編)

※今回は、実際運転していてヒヤリヒヤリする方向けに書いていきたいと思います。

実際に運転すると注意すべきことなんてたくさんありますので、

今回は特に重要なものに絞りました。

具体的ですぐに実践できる運転行動として以下3つが大切です。

  1. 車間距離を十分にとる(車7台分ぐらいor30~60㎞/h-15m以上)
  2. 標識・標示、ミラーに注意して運転する
  3. 右左折では十分に減速する(できれば20㎞/h以下)

それでは一つずつ説明していきますね。

車間距離を十分にとる(車7台分ぐらいor30~60㎞/h-15(m)以上)

車間距離に関しては、よく自動車学校や「運転が上手な人の特徴」とかでもよく耳にすると思います。

ヒヤリハットを軽減できる理由として、

車間距離を十分とることで前方の車が急のつく動作(急ブレーキ、急に車線変更、急にウインカー出しての右左折など)に対して、余裕をもって対応することができます。

また、前方の車との距離があるので遠くを見る割合が増え、視野を広く保つことにもなります。

見出しに書かれている適正な車間距離について

  • 車7台分の車間距離とは・・・
    車の大体の全長は約5m。
    車7台分×約5m =約35(m)
  • 30~60㎞/h-15(m:㍍)の車間距離とは・・・
    例えば50㎞/hの時、
    50-15=35(m)

だから30~60㎞/hの時には、約35m以上はとったほうが良いです。

必要な車間距離ってぶっちゃけよくわからないと思いますので、撮影しました↓

車間距離25m
車間距離 25m

車間距離35m
車間距離 35m

車間距離45m
車間距離 45m

私の車間距離が短くて死ぬかと思った体験

タクシー乗務中での話。

前のお客様がせっかちな方でした。私もせかせかした運転になっていました。

次のお客様はそこまで急いでいなかったにもかかわらず、
私は前のお客様の影響で急ぐような運転を引き継いだ心理的状況にいました。

急いでいるため、車間距離もあまりない状態。

周りの状況としては、こんな状況でした。

車間距離でヒヤッとした体験したときの現場状況

心理的にも焦り急いでいたので、
左後方の車を確認するのがおろそかになってあわや大事故になりかねない追い越し方をしてしまいました。

この状況を起こさないようにするためにも、

焦らず・余裕を持った運転行動である「車間距離を十分にとった運転」が必要だと再確認しました。

車間距離を取っていれば、

減速して「止まる」という判断もできたと思うし、

自分が操作に至るまでの状況把握・判断する時間もとれて、安全を確実に保持できたのではないかと反省しています。

また、背の高い車(大型トラックとか)の後ろについたときは普段よりも多めに車間距離をとったほうが良いです。

車間距離が短いと、信号機が見えずらくなったりしてしまします。

トラックで信号が見えません。車間距離を普段よりも十分に取ろう。

車間距離が近くて🚥見えない状況で、

黄色信号でトラックが通過・右左折したとかわからずついて行った結果、

赤信号で行ってしまったとか起こりえますね。

なので、突然起こる事態にも備えるべく、

車間距離を十分とって余裕を持った運転をしましょう。

私はこの余裕は心の余裕にもつながると感じているのでとても安全運転するうえで重要だと思います。

標識・標示、ミラーに注意して運転する

最近は、この標識・標示などを守っているドライバーは本当に少ないですよね(特に速度)。

まず、「標識と標示の違いって何?」って思うかもしれませんので、違いを説明していきたいと思います。

  • 標識・・・看板みたいなやつ
  • 止まれの標識
  • 標示・・・道路に書かれているやつ

↑簡単に説明するとこんな感じになりますね。

特に標識の中でも、「速度標識」を守る方は少ないと思います。

結局、今の時代は「規制速度(50㎞/h、40㎞/hとか)・法定速度(60㎞/h)+10㎞/h」ぐらいで走るドライバーが多いので、

これを逆手にとって規制・法定速度で走れば、だいたい車間距離もそれほど詰まることなく安全に走行できると考えています(前方の車が規制速度、法定速度以下で走っていた場合は、この限りではないです)。

実際、私はタクシーをやる前~始めた頃は

「法定・規制速度+10㎞/h」で走行していました。

しかしこれだと車間距離が短めになってしまい、止まるときも急ブレーキ気味になるかorぶつかりそうな近づき具合になってしまうことが多かったです(タクシーはカックンブレーキにできるだけならないように、緩く踏んでしまいがちだから余計に)。

それからタクシーを始めて8~10ヶ月目で、

私は黄色信号で急ブレーキ気味で停止したり、無駄なブレーキが多いのを改善すべく、「規制・法定速度」を遵守してみました。

結果、前の車に近づきすぎて止まるということがかなり減ったり黄色信号でも緩やかなブレーキキングで止まる確率が多くなりました

でもそれだと

悩んでる君
悩んでる君

後ろから煽られたりしそうだな

そのときの対処法としては、

左に寄って後ろの車に道を譲るなどしましょう(見通しが良く、対向車が来ていないタイミングで!)。

しかし、

悩んでる君
悩んでる君

左に寄って譲るタイミングがないので無理です。

って言われそうな気もしますね。

そしたら・・・

ドライブレコーダーをつけて、標識・標示を信じて運転しましょう。

最悪事故が起きたりしても、あおった方や違反していた方の負けです。

それでも現時点で怖いのであれば、

私はそこまで気にしないので使わないですが、実際にドラレコを取り付ける+「ドラレコ録画中」のステッカーとかマグネット(私だったら取り外せるのでこっちを選ぶかな)とか貼ってみるのもありかなと思います。
ドラレコ搭載車両 あおり防止

YouTubeでも有名な「綾人サロン」の綾人さんが作成したステッカーもおすすめです。
煽り運転対策ステッカー・「ドライブレコーダー後方録画配信中」220×60mm・綾人サロンオリジナル

なので、標識・標示を守る以外にもあまり守られていない速度標識等にも注意を向けて運転するのもヒヤッとする方にはおススメです。

右左折では十分に減速する(できれば20㎞/h以下)

私個人の意見になりますが、タクシーを運転していて右左折時でよく危なかったなと思うことが多々ありましたのでこれを上げました。

私がよく「ヒヤッと」感じる事例

  1. 巻き込み(特に右折時の横断者)
  2. 右折待ちの対向車の影から出てくる車・バイク
  3. 横断歩道の遠くから猛烈なスピードでやって来るチャリ

これらを防ぐためにはどうしたらよいでしょうか?

私の経験的にどれも「確認不足」「大丈夫だろう」という思い込みから、
「ヒヤッ💦」としてしまうと考えています。

これらを十分行うためには、左折・右折の曲がる前での十分な「減速」が大切になってきます。

右折の仕方を例に説明していきます。

右折でやらないといけないこと(私視点)

  1. 右後方の安全確認をする(ルーム・サイドミラー、目視)。
  2. 右ウインカーを上げる(車線変更する3秒前)。
  3. 右後方の安全確認(ウインカー3秒間の中で)。
  4. 右車線に車線変更する。
  5. (交差点30m手前付近)ウインカーを上げる。
  6. 後方確認してからレーンに入る。
  7. 止まれる速度に減速しながら、信号の様子(青or青→か?)・対向車・横断者・横断車(チャリ)・右折後の進路先の空き具合を繰り返し確認する
  8. すべて安全が確認できたら右折する。

こんな感じでしょうか。

ずらーッと説明しましたが、右折するだけでもやることいっぱいですね。

7番なんてやること多すぎます。

これらをしっかりやるのに速度が速かったらかなり危ないと、誰でも想像がつきます。

なので右左折する際は、

十分減速(基本的には個人差があるので自分自身が十分な安全確認が取れる速度で)しましょう!!

まとめ

とりあえず、運転でヒヤヒヤする方にはおすすめです。すぐにでも実践できると思います。

  1. 車間距離を十分とる(30~60㎞/h)
  2. 標識・標示をしっかり守る
  3. 右左折時は十分速度を落とし・すぐ止まれる状態にしましょう。

以上で運転でのヒヤリハット対策 走行編でした。

ヒヤヒヤしている方にみていただけたら幸いです。

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