こんにちは、blです。
田舎タクシー歴約1年8カ月ぐらいで、コスパ重視で運転しております。
今回は、
「燃費を上げる運転方法 」
についてお答えしていきたいと思います。
この記事ではこんな悩みを持った人に向けて書いています。
↓

運転をしてるけど、やはりガソリン代が気になる。
コスパ重視で運転したいので、誰か燃費を上げる方法を教えてください。
記事の信頼性
※使用した車、年度
- ダイハツ ミライースXf DBA-LA310S
- 2011年(平成23年)
試験のやり方
- 主に通勤路を走行。
- アイドリングストップ機能は使わないで行いました。
- ビフォー:多少、燃費を意識した走り(具体的には、アクセルをじんわり)をしていました。しかし、速度などちょっと出し気味。
- アフター:以降で紹介している「燃費を上げる方法」で走行しました。
※燃費性能
ネットで調べた所、当車両の燃費性能は下記です。
引用
・JC08燃費:27.0㎞/h
・10・15燃費:30.0㎞/h
・実燃費:19.40㎞/h引用元:ダイハツ ミライース アイドリングストップ 2011年登録(660cc LA310S CVT 4WD レギュラー)の燃費 – e燃費
「JC08燃費」や「10・15燃費」では割と乖離が大きいようなので無視です。実燃費が参考になりそうです。
この記事を読むメリット
- 車の燃費が向上し、固定費を減らせる(多少なりとも)。
- 車の消耗を遅らせることができる。
- 安全運転になる。
燃費を上げる方法
結論から、言うと下記です。
- スタートはじんわり。
- 道交法を守る
- 車間距離を十分にとる。
- 遠くをみて、予測しまくる。
- 車は1年・2年点検に出す。
それでは、深堀していきます。
運転編
1.じんわりスタートで発進
アクセルはかかとを付けながら、じんわりスタートがおすすめ。
アクセルを「ガツン」と踏むと加速はいいかもですが、燃料&車に負担大なのでやめた方がいいかもです。
2.45~55㎞/hで走行する
基本的に制限速度を守ればOK(+5㎞/h)。
体感値的な話になりますが、制限速度はスムーズな交通を維持する速度で設定されていると思います。
私も制限速度で走行した方が、信号に引っ掛かる回数も少なく、黄色信号も余裕で止まれるという感じがしております。
よって制限速度で走った方が、燃費も良くなるし、ブレーキも減りにくいし。またヒヤリも減るなど、メリットが多いですね。
3.遠くを見つつ、予測しまくる
遠くをみることで、早めに予測→動作をすることが可能です。
よって、無駄な加速・減速を減らせるので燃費向上になります。
下記の要素を意識して、遠目で見ましょう。
- 信号(歩行者信号も)
- 前のつまり具合、混み具合
- カーブの有無
- 横断歩道、一時停止
- 止まっている車両
- 人、チャリ
上記はどれも減速、止まってしまう可能性がある要素です。
これらの要素が「どうなるか?」早めに予測することで、無駄な動作が減らせる=燃費低下を防ぎます。
4.なるべくアクセルワーク、ブレーキワークを減らす
理論としては、下記です。
- アクセルワークを減らす→無駄な燃料消費を減らせる→燃費↑
- ブレーキワークを減らす→推進力の低下を減らせる→無駄な加速が減らせる→燃費↑
という仕組みです。
ですが、過度になりすぎると危険なので、できるだけ取り入れるぐらいにしておきましょう。
なので、取り入れるべき所を3.を例にして、紹介しておきます。
- 信号:遠くを見る。「このままいくと、信号が赤になりそうだから、アクセルOFF&軽く減速しておくか。」
→止まるのを防ぐ。 - 前方の混み具合:「混んでいて止まりそうだから、アクセルOFF、ちょい減速。」→無駄に長く止まるのを防ぐ。
- カーブ:「この先はカーブだから、そこまでアクセル弱めでいこう。どうせ減速するし...。」
→無駄な減速防止。 - 一時停止:「どうせ止まることだし、アクセルOFFやな。」
→無駄なアクセル&ブレーキ減らす。 - 横断歩道:「お、横じろじろみてる。これは渡りそうやな。よし、減速しておくか(当然のことですね)。」
→安全確保&急ブレーキ防止&燃費アップ - 止まっている車両:「あら、邪魔やな。対向車が来ないタイミングを探りつつ、追い越すか。」
→無駄な減速減らせる - 人やチャリ:間隔をとって追い越すかもなので、遠目で且つ広範囲を見つつ追い越す。
→無駄な減速減らせる
上記の通りです。
どれも3.の「遠くをみて、予測したうえでの動作」ですよね。なので、3からまずはやりましょう。
この辺は、レーシングドライバーの清水和夫さんの「運転がうまい人ほど高く、苦手な人に足りない「先を読む」能力 (1/2ページ)」という記事が参考になります。
5.車間距離を十分にとる。
車間距離を十分とることで、自動的に「遠い視野化」させやすい。
すると予測できる時間もゆとりが持て、3.の「遠くを見て予測しまくる」がしやすくなります。
よって、燃費向上につながります。
また、車間距離が近いとデメリットばかりです。
- 近いとおのずと、ブレーキの頻度が増える=追突リスクup
- 視野が狭くなる。
- 前方車両に心理的負担が増える。
→前方不注意になりやすい。つまり、巻き添えを食らいやすくなる。
次はちょっと根性論くさい方法です。
6.エアコンは極力利用しない
エアコンは燃費を悪化させます。
下記で対処しましょう。
- 寒いときは、めっちゃ着込む
- 暑いときは、運転席&左後部窓を全開にして走行
ちなみにカーエアコンは、コンプレッサー(冷媒を圧縮して、気化する機械)の力を利用します。
コンプレッサーを稼働するには車のエンジン動力も使うので、燃費が悪化します。
引用
カーエアコンは、密閉されたエアコンシステムの中で液体を循環させ、蒸発・液化・気化を繰り返し、気化熱の作成で生じた冷たい空気を送ります。
この、蒸発・液化・気化を繰り返す為には、気体を圧縮する必要があり、そのために必要なのがコンプレッサーなのです。多くのクルマはエンジンの力でこの装置を動かしており、コンプレッサーを動かす力を作るために燃料を多く使い、燃費が悪くなるという仕組みなのです。引用元:クルマの燃費は、エアコンのスイッチひとつで変わる!_|エコドライブ活動情報|エコドライブ|COOL CHOICE 未来のために、いま選ぼう。
あと、下記の記事も参考になります。→(Vol.160 クルマのエアコンの燃費への影響について│国沢光宏のホットコラム│呉工業株式会社)
7.人や荷物を載せ過ぎない
車体が重くなるほど、加速に力が必要になります。よって、燃費が悪化します。
車の中も、断捨離しましょう。
8.最短距離&あまり止まらない道を選ぶ
信号の多さ、交通量、時間帯、一時停止する箇所などによって、止まる回数は変わってきます。
色んな道を走行し、できるだけ止まらない道を模索してみましょう。
つまり、道が詳しくなるほど、燃費の面でも有利になるわけです。
9.渋滞が予想される道・時間を避ける
渋滞などにハマると、止まる回数やアイドリング状態が増えます。
結果、燃費的に最悪です。
対策として、空いている道を走る、通勤時間を早めにする、フレックスタイムの会社に勤めるなどしましょう。
10.通勤を利用して、燃料を入れる
私がよくありがちなのですが、燃料を入れるだけのためにガソリンスタンドに行くのは、ばかばかしいですね。
どこかに行くついでに補給しましょう。
2メモリor航続可能距離が80㎞近くになったら、入れたほうがいいかもです。
11.暖機運転は極力避ける
最近の車は、暖機運転の必要がないので走行する直前にエンジンをかけましょう。
12.原付を利用する
原付は、非常に燃費がいいです。
リッター50㎞/hはザラです(笑)。
点検編
1.タイヤ圧は高めで走ろう
空気圧が低いと、地面との接地面が増えて、摩擦が上昇。つまり、燃費が悪くなります。
規定圧よりちょっと多めに入れるといいですね。
2.エンジンオイルはきれいな方が、燃費GOOD
エンジンオイルはドロドロで黒い状態だと、それだとオイル循環が悪くなります。
するとオイルが十分に行き渡らず、以下のデメリットが生じます。
- エンジン内で行われている運動の摩擦が激しくなる
- エンジン内が汚くなる
- エンジン運動に無駄な力がかかり、燃料の消費が大きくなる
(他にもリスクがあるみたい…)
など、燃費以外にも色々と大損失になり得そうですね。
「もしかしたら、エンジンオイルってどこで交換したらいいのやら?と思うかもです。」
私は、中古車を購入したところで1・2年の定期点検時に、オイル交換して頂いています。
点検に出すときに、頼んでおくのもありです。
参考
実際に、古いエンジンオイルと新しいエンジンオイルでの燃費の違いを検証した記事が参考になります。→エンジンオイルの劣化で燃費はどれだけ悪くなるのか…ビフォー&アフター徹底検証 _ レスポンス(Response.jp)
ここまで「燃費を上げる方法」について伝えてきました。

「エコ運転は都会だと厳しい」とか、「煽られそうで怖い…。」という意見があるかもしれませんね。
対処法を載せておきました。
煽られても気にしない運転方法
結論として下記を行いましょう。
- 道路交通法を守って運転
- 筋トレ
- 早めに確認と合図をする
- ゆったり運転する
- ドライブレコーダー、ステッカー・マグネットを取り付ける
それでは、詳しく知りたい人・安心したい人のために、深堀していきます。
1.道交法を守って運転
今でも、わりと道交法を破って運転する人はざらにいます。
上記の方々は、多分以下の思考です。
- 止まりたくない(めんどくさい)。=せっかちな人
=心に余裕がない人 - 他の人も一時停止、止まらないし。あと、違反速度だけど流れに乗らんと…。
=量産型人間の思考。私だけ一人浮かれたくない。 - ここは、張ってないから大丈夫だろう…。確認不足。減速が甘い。
=だろう運転。リスクヘッジができていない。
※上記に絶対当てはまるということではありません。
世の中には、いろんな人がいるということです。
こういった理解を持つと、割と寛大さ&譲る思考で運転できると思います。
あと道交法を守って事故に会ったとしても、悪い立場の度合いが低いので、結果的に損失を減らすことができます。
2.筋トレ、読書などの自己投資
上記を行うと、ビビりにくなり寛大に成れます。
すると、煽ってきたら冷静な判断で、追い越してもらうとか、車線を譲るなどして、giveしてあげましょう。
多分こっちのほうが、かっこいいですよ。
3.早めに、確認と合図をする
こちらは、最低限の流れに乗るという意味で行いましょう。
早めの確認は、できる人はやったほうがいいです。
しかし、マルチタスクになりやすいので、どうしても甘くなるりがちです。
そういう人は、二段階確認がおすすめです。
やり方
- 早めに確認(1回目)し、早めに合図を出す。
※早めの合図を出すことで、相手にこちらの行動を予測させる時間が稼げます。
つまり、無駄な動作を減らせる。 - 減速しつつ2回目の確認。
そして動作する、といった感じ。
この辺りは慣れの要素が強いので、心がけるだけでもいいです。
4.ゆったり、運転しましょう
煽ってきても、赤の他人なわけですので、ゆったりマイペースで運転しましょう。
逆にガチがちになりすぎると、視野が狭くなったりします。
これでは周りの思う壺で、罠にはまりやすくなりますよ。
ポイントとしては、
- ゆったりめな座席にする。
- ハンドルを強く握りすぎない。下の方を持つ。
- 顎を軽く引く。
- 真顔で運転する。
上記の辺りを行うと、よいかもです。
5.ドライブレコーダー、ステッカー・マグネットを取り付ける
私はどちらも使ったことがないですが、あおり運転が増えているので取り入れるのもありです。
ステッカー・マグネットに関してAmazonのレビューを見ても、「効果ある」という意見が多かったです。
ただ、ドライブレコーダーを付けたうえでステッカーとかは貼りましょうね(笑)。
とりまステッカーだと剥がすと後が残りそうなので、マグネットタイプがおすすめ。
マグネットタイプなら、下記がよさそう。
※文字大きめ、カメラマーク付き
- 煽り防止 ドラレコ ステッカー【耐水マグネットM】ドライブレコーダー録画中 接近注意(黒×黄, 20×5cm Mサイズ)
- 煽り運転防止ステッカー【耐水マグネット】REC ドライブレコーダー録画中です Drive Recorder(黒×黄, 11×9cm)
- Mkトレーディング あおり運転防止用ステッカー 強力マグネットタイプ 19.5cm×8.5cm
後ステッカータイプだと、こちらがよさそう。
煽り運転対策ステッカー・「ドライブレコーダー後方録画配信中」220×60mm・綾人サロンオリジナル
YouTuberの「綾人サロン」が提供しているステッカーになります。
「後方録画配信中」という、逆に心理的に煽って来るキャッチ―なステッカーですね。
勝手な妄想ですが、
「「綾人サロン」を知っている、意識高めな奴だからヤバそう。」とか、知らない人でも「配信とか…そこまでやってるのかよ…」と思わせることができそうです。
という感じで私も心が弱い方ですが、上記の施策をすることでなんとかタクシーができている状況です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どうでもいいことですが、この内容はペーパードライバーでタクシーを始めた自分に伝えたい内容でもあります。
ですが今思うこととして、いずれは自動運転に置き換わりそうなかんじがしますので、早めに運転以外の職業を考えているところです。
とりま、コスパ重視で燃費よく運転する方法を述べました。
よかったら、参考までに取り入れてみていただけるとありがたいです。
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